DPスティック

小さなディンプルを設けることで、表面が平らなディスポ式スティックとは違い麻酔液が擦り取られてしまうことがありません。

ですから十分な麻酔効果を期待出来ます。
さらに1回1分の鼻腔挿入で鼻腔麻酔が完了できます。

前処置を行うスティックには、挿入時の鼻の痛みを抑える柔らかさと、押す力を先端部に伝える硬さを持たせる事が大切です。

素材は医療用シリコンを採用し、何度も試作を重ねる事で柔らかさと硬さの相反する性質を両立させ絶妙な柔軟性を実現しました。

挿入部の長さは77ｍｍです。ストッパー部まで挿入してもスティック先端が上咽頭に届かない挿入部の長さとしました。これ以上長いと、先端部で上咽頭を傷つけるリスクがあります。

さらに、ディンプルスティックの先端部は滑らかで丸い形状となっていますので、鼻粘膜を傷つけることなく挿入することができます。

ディスポ式スティックと異なり軸直交方向に変形しないためストッパーまで挿入できれば、経鼻スコープの鼻腔通過が可能と判断できます。

5.5mmのDPスティックを0.5mm細くした5.0mmの細径タイプもご用意しております。

ですので鼻腔が狭かったり初めて経鼻内視鏡の検査を受ける患者様にも対応可能です。

さらに麻酔処置が不慣れなスタッフでも鼻腔挿入が可能です。