ホームページ制作を依頼するならここに注意!接骨院・鍼灸院が見るべき6つのチェックポイント
ブログ監修者
プランナー
棚橋 和宏
(たなはし かずひろ)
【保有資格:医療経営士3級】
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Contents
接骨院・鍼灸院がホームページ制作を依頼する前に確認すべき基本ポイント

制作目的を明確にする
開院間もない院と、既存患者の再来を高めたい院とでは、作るべきサイトの設計が変わります。新患を増やしたいなら、検索で見つけてもらい予約まで迷わず進める導線が最優先です。再来促進が目的なら、LINE連携やお知らせ更新のしやすさが成果を左右します。まずは「誰に何を伝え、どんな行動を起こしてほしいのか」を一文で言語化し、その目的に合わせてトップページの構成、メニューの見せ方、予約ボタンの位置を決めていきましょう。ここが曖昧なままだと、出来上がった後に修正が増え、時間も費用も余計にかかってしまいます。
ターゲット患者と地域性を意識した設計
同じ肩こりでも、デスクワーク中心の地域と運動部が多い地域では、写真や文章の切り口が変わります。通院頻度や来院時間の傾向も土地柄に左右されるため、診療時間の見せ方やアクセス説明の詳細度に差を付けると離脱が減ります。近隣駅からの徒歩ルート、駐車場の入り方、ベビーカー可否など、地域の生活動線に合わせた情報設計を行うと、初診の不安が和らぎ来院率が安定します。ターゲット像がくっきりするほど、写真のトーンや見出しの言葉も自然に定まり、院の魅力が正しく伝わります。
集客・ブランディング・求人、目的別の構成を考える
集客を主軸にする場合は、症状別ページを整え、予約までの動線を短くします。ブランディング重視なら、院の理念や院長メッセージ、施術の価値が伝わるストーリー設計が効果的です。求人を兼ねるなら、院内文化や教育体制、働く人の声を写真と文章で伝えるセクションを用意します。これらを一つのサイトの中で競合させないために、トップページで「患者向け」「採用向け」などの入口を分けると迷いが減り、目的達成までの道筋がすっきりします。
実績と専門性:接骨院・鍼灸院に強い制作会社を選ぶ理由

業界特化型の制作実績を確認する
接骨院や鍼灸院のホームページ制作では、一般的な企業サイトとは異なる知識と経験が求められます。たとえば、施術メニューの見せ方、保険適用の案内、患者の不安を和らげる導線設計など、業界特有の課題に対応できるノウハウが必要です。そのため、過去にどのような院のサイトを手掛けてきたかを確認し、自院と似た規模・地域・コンセプトの事例を持つ制作会社を選ぶことが大切です。制作実績の多さはもちろん、「どのような成果を出しているか」を確認することで、信頼度の高いパートナーかどうか判断できます。
医療広告ガイドラインに対応できるか
接骨院や鍼灸院は医療類似行為を扱うため、広告表現に制限があります。たとえば「治る」「完全に改善」などの断定的な言葉は使えません。この点を理解せずにサイトを作ると、行政指導の対象となるリスクがあります。医療広告ガイドラインを熟知している制作会社なら、訴求力を保ちながらも法令を順守した表現を提案してくれます。実際に制作前に「表現チェック体制」や「法令確認のフロー」があるかを質問すると安心です。
他院の成功事例から学ぶべきポイント
実績豊富な制作会社ほど、成功パターンを蓄積しています。たとえば「予約率を20%向上させた導線設計」「アクセスを倍増させたSEO構成」など、成果につながる具体的な事例を提示できる会社は信頼できます。表面的なデザインだけでなく、どう改善し成果を上げたのかを聞き出すことで、自院の課題解決にも応用できます。成功事例が多い会社は、トレンドにも敏感であり、検索エンジンのアルゴリズムやユーザー行動の変化にも柔軟に対応できる点が強みです。
SEO対策と地域検索(MEO)への対応はできているか

検索で上位を狙うためのSEO基礎
接骨院や鍼灸院のホームページで新患を増やすためには、Google検索で上位に表示されることが不可欠です。SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略で、検索結果で選ばれるサイトに整える施策を指します。たとえば、タイトルや見出しに「地域名+接骨院」といったキーワードを自然に含めること、ページごとにテーマを明確化することが基本です。また、読みやすい文章構成や適切な画像サイズなど、ユーザー体験を高める内部要素もSEOの重要な要因です。こうした技術的・構造的な基礎を制作段階から整えることで、公開直後から効果的に検索に評価されやすくなります。
「地域名+接骨院」で上位表示を狙うMEO対策
地域検索、いわゆるMEO(Map Engine Optimization)は、Googleマップで上位に表示されるための施策です。患者の多くは「近くの接骨院」「○○市 鍼灸院」といった検索を行うため、MEO対策ができているかどうかで集客数が大きく変わります。MEOでは、Googleビジネスプロフィールの登録・最適化が基本となります。正確な住所・電話番号・診療時間を登録し、口コミへの返信や最新情報の投稿を継続することで、Googleからの評価が高まります。また、ホームページ上の店舗情報(NAP情報)をGoogleビジネスと統一しておくことも効果的です。制作会社にMEOの知識があるかどうかは、選定時に必ず確認すべきポイントです。
コンテンツ更新とGoogleビジネスプロフィールの活用
SEOやMEOは、一度設定すれば終わりではなく、継続的な運用が欠かせません。特に接骨院の場合、季節による症状の変化(ぎっくり腰、冷え、スポーツ障害など)に合わせた記事更新が効果的です。ブログやお知らせを通じて最新の施術情報を発信することで、検索エンジンに「更新頻度の高い信頼できるサイト」と評価されやすくなります。また、Googleビジネスプロフィールでは、施術事例や院内の写真を定期的に投稿すると閲覧率が上がります。制作会社が運用代行や記事更新サポートを提供している場合は、これを活用することで日常業務に負担をかけずにSEO効果を維持できます。
デザインとユーザビリティ:患者目線で使いやすい設計か

スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)は必須
現在、患者の約7割がスマートフォンから接骨院や鍼灸院の情報を検索しているといわれています。どれだけデザイン性の高いサイトでも、スマホで見づらければ離脱につながります。レスポンシブデザインとは、パソコン・スマホ・タブレットなど、どのデバイスでも自動的に最適な表示に切り替わる設計のことです。制作を依頼する際には、スマホでの表示速度、ボタンの押しやすさ、文字の読みやすさまで確認しておくことが大切です。また、予約ボタンやLINEへの導線は常に画面下部に固定するなど、利用者の行動を意識したUI(ユーザーインターフェース)設計が効果を左右します。
予約導線・メニュー・アクセス情報の配置バランス
患者がホームページに訪れる目的は明確です。多くの場合、「どんな施術が受けられるか」「料金はいくらか」「どこにあるか」「予約はどうすればいいか」を知りたいと考えています。したがって、これらの情報にスムーズに到達できる構成が必要です。たとえば、トップページのファーストビューには「予約」「メニュー」「アクセス」ボタンを配置し、ページ遷移を少なくすることで離脱を防げます。また、施術内容や料金表は視覚的に整理し、複雑な専門用語は避けて説明することで、初めての方でも安心して読み進められます。制作会社に依頼する際は、実際の患者行動を意識した設計提案をしてくれるかどうかを見極めましょう。
スタッフ紹介や院内写真で信頼感を演出
初めて接骨院や鍼灸院を訪れる患者は、「どんな先生が対応してくれるのか」「院内の雰囲気はどうか」といった不安を抱えています。そこで有効なのが、スタッフ紹介や院内写真の掲載です。写真はプロが撮影したものを使用すると、清潔感や安心感が格段に高まります。また、スタッフの資格・経歴・得意分野を簡潔に紹介することで、専門性や人柄が伝わりやすくなります。さらに、患者との距離を縮める工夫として「施術への想い」や「患者様へのメッセージ」を短く添えるのも効果的です。制作会社に撮影プランや文章作成サポートがあるか確認しておくと、より統一感のあるサイトに仕上がります。
サポート体制と更新のしやすさ:制作後の運用サポートの重要性

CMS(WordPress)で自院でも更新できるか
ホームページは「作って終わり」ではなく、「育てていく」ものです。開院情報や施術メニュー、キャンペーンなどを定期的に更新することで、検索エンジンからの評価も上がり、患者との信頼関係も深まります。そのため、自院でも簡単に情報を更新できる仕組みを備えておくことが重要です。特にWordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)は、専門知識がなくてもブログやお知らせを追加できるため、多くの接骨院・鍼灸院で採用されています。制作を依頼する際には、「更新マニュアルの提供」や「管理画面の使いやすさ」も確認しておくと、運用の手間を大きく減らせます。
修正・追加ページの対応スピード
ホームページを運営していく中で、「新メニューを追加したい」「スタッフ紹介を更新したい」といった変更は頻繁に発生します。このとき、制作会社の対応が遅いと、タイムリーな情報発信ができず機会損失につながります。サポート体制の良い会社は、修正依頼の受付から反映までの流れが明確で、対応スピードも早い傾向があります。また、軽微な修正をメールやLINEで簡単に依頼できる環境が整っていると、忙しい院長でもストレスなく運用できます。契約前に「修正対応のルール」や「追加費用の有無」を確認し、トラブルを防ぐことが大切です。
定期的なSEOレポートや改善提案の有無
制作後も継続的に成果を上げるためには、サイトのアクセス状況や予約数を分析し、改善を繰り返す必要があります。良心的な制作会社は、Google AnalyticsやSearch Consoleを用いた定期レポートを提供し、データに基づいた改善提案を行ってくれます。たとえば、「アクセス数は多いのに予約率が低い」「特定ページの滞在時間が短い」といった課題を可視化し、改善策を一緒に考えてくれるのが理想です。弊社の得意とするところですが、こうした伴走型のサポートを受けられるかどうかで、ホームページの成果は大きく変わります。単なる制作業者ではなく、長期的なパートナーとして提案力のある会社を選びましょう。
コストとプラン内容の比較:安さだけで選ばない判断基準

初期費用と月額費用の内訳を確認
ホームページ制作の費用は、制作会社によって大きく異なります。特に注意したいのは、見積もりの内訳が明確かどうかです。初期費用には、デザイン・コーディング・取材・写真撮影などの制作工程が含まれますが、安価なプランではこれらの項目が省略されていることがあります。一方で、月額費用には、サーバー管理や更新サポートが含まれている場合もあれば、単なる保守料として設定されているだけのケースもあります。契約前に「初期費用に含まれる範囲」「月額費の内容」「契約期間の縛り」などを細かく確認することで、後からの追加費用トラブルを防げます。
制作範囲・保守内容の差を理解する
制作会社によっては、同じ“ホームページ制作”でも対応範囲がまったく違います。デザインだけを行う会社もあれば、弊社のようにご要望に応じて、撮影・ライティング・SEO対策・MEO登録まで一貫して支援する会社もあります。料金だけで比較すると、安価な方に目が行きがちですが、実際には「含まれていないサービス」を後から追加すると結果的に高くつくケースも多いです。また、保守契約では「どこまで無料対応か」「トラブル時の復旧サポートはあるか」を確認しておくことも大切です。見積書に“保守一式”としか書かれていない場合は、必ず詳細を質問しておきましょう。
長期的な運用コストを見据えた判断が重要
ホームページは5年、10年と使い続ける長期的な資産です。制作時の費用だけでなく、将来的な更新やリニューアルも視野に入れたコスト設計を考える必要があります。たとえば、CMSが導入されていれば、自院で更新できるため外注費を抑えられます。逆に、専用システムを使っている場合、他社へ乗り換える際に高額な費用が発生することもあります。将来的な拡張性、データの所有権、ドメインの契約名義なども含めて比較することが、最終的な費用対効果を左右します。短期的な安さよりも、長期的に見て運用負担の少ない体制を選ぶことが賢明です。
口コミ・写真撮影・LINE連携など集客を伸ばす付加機能

LINE予約・チャット連携で問い合わせ率を向上
今や多くの患者が、電話よりもLINEで予約や問い合わせをする時代です。LINE公式アカウントとホームページを連携させることで、患者が24時間いつでも気軽に予約できる環境を整えられます。たとえば「LINEで簡単予約」ボタンを設置し、自動返信メッセージを設定すれば、予約受付の手間を減らしながら取りこぼしを防ぐことができます。また、再来患者へのフォローやキャンペーン案内もLINEで配信できるため、リピート率の向上にもつながります。制作会社を選ぶ際は、LINE連携や予約システムの実装経験があるかどうかを確認し、操作性まで含めた提案を受けると安心です。
プロによる写真撮影で信頼性アップ
接骨院や鍼灸院では、院内の雰囲気やスタッフの表情が、患者の安心感を左右します。プロのカメラマンによる写真は、光の当て方や構図が整っており、清潔感や温かみを自然に伝えることができます。特にトップページのファーストビューやスタッフ紹介の写真は、印象を決定づける重要な要素です。制作会社によっては、撮影込みのプランや提携カメラマンを用意している場合もあります。院の魅力を最大限に引き出すためには、撮影前に「見せたい雰囲気」や「ターゲット層」を共有し、ブランディングの方向性を合わせておくことが大切です。
口コミ掲載とGoogleレビューの活用方法
「どの接骨院を選ぶか」を決める際、多くの患者は口コミを参考にします。ホームページに患者の声を掲載することで、来院前の不安を和らげ、信頼を高める効果があります。ただし、医療広告ガイドラインに抵触しないように注意が必要です。「個人の感想であり、効果を保証するものではありません」といった注記を添えることで、安全に掲載できます。また、Googleビジネスプロフィールで口コミを増やす取り組みも重要です。施術後に「もしよければGoogleで感想をお願いします」と声掛けするだけでも、自然にレビュー数が増えていきます。良い口コミはMEO対策にもつながり、検索順位を押し上げる要因となります。
まとめ:6つのチェックポイントを押さえて、失敗しないホームページ制作を

h3 6つのチェックポイントの振り返り
ここまで解説してきた6つのチェックポイントを振り返ると、「実績と専門性」「SEO・MEO対策」「デザインとユーザビリティ」「サポート体制」「コストの妥当性」「集客を支える付加機能」のすべてが、接骨院・鍼灸院の集客成果に直結する要素です。どれか一つでも欠けると、せっかく作ったホームページが十分な効果を発揮できません。逆に、これらをバランスよく備えたサイトは、検索でも患者の心でも選ばれる存在になります。制作を依頼する前に、この6つを具体的な質問項目として整理し、見積もりや提案内容を比較すると判断がスムーズです。
成功するホームページ制作業者の特徴
信頼できる制作業者は、見た目だけでなく「成果」を重視します。単にデザインを整えるのではなく、院の目的・地域性・ターゲットを理解したうえで最適な構成を提案してくれる会社です。また、制作後もアクセス解析や改善提案を行い、長期的に成果を高める姿勢を持っています。さらに、法令遵守の意識が高く、医療広告ガイドラインに沿った安全な表現を守りながらも、訴求力を損なわない表現を提案できる点も信頼の証といえるでしょう。こうしたパートナーを選ぶことで、集客とブランディングを両立した強いホームページが実現します。
集客に強いサイトを作るための次のステップ
ホームページ制作を検討している院長にとって、最初の一歩は「目的を明確にし、信頼できる業者を選ぶこと」です。そのうえで、制作過程では「患者がどんな気持ちでサイトを見るのか」を常に意識してください。開院後は、ブログ更新やLINE発信など、情報を“動かす”ことが検索評価とリピート率を高めます。制作会社との連携を続けながら、データ分析と改善を積み重ねることで、あなたの院のホームページは地域で選ばれる強力な集客ツールへと育ちます。継続的な運用こそが、真の成功を生み出す最大のポイントです。
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