【見逃し防止】所在地の補助金・助成金はいつ出る?接骨院・鍼灸院が押さえるべき募集時期4つの山
ブログ監修者
プランナー
棚橋 和宏
(たなはし かずひろ)
【保有資格:医療経営士3級】
整骨院の開業・運営にかかる費用を少しでも抑えたい、補助金を活用したいとお考えの方へ。
私は医療機器販売と補助金申請支援の経験を活かし、整骨院経営を資金面からサポートしています。
「自院が対象になるのか分からない」「申請手続きが不安」そんなお悩みに丁寧に寄り添い、最適な制度選びから申請サポートまで対応。
補助金を活用することで設備投資や差別化が可能となり、経営の安定化にもつながります。
まずはお気軽にご相談ください。先生の想いを形にするお手伝いをさせていただきます。
Contents
よくある「気づいたら終わっている」は何故起こりやすいのか

募集期間が短く、告知が目立たない理由
所在地の補助金・助成金が「気づいたら終わっていた」となりやすい一番の理由は、募集期間が想像以上に短いことです。とくに市区町村の制度は、募集開始から数週間で締切になったり、先着順で予算に達した時点で終了したりします。しかも告知の方法が派手ではなく、自治体サイトの「新着情報」に小さく掲載されるだけ、PDFが一枚追加されるだけ、ということも珍しくありません。
さらに、同じ自治体でも担当部署が商工・産業、福祉、環境、DXなどに分かれていて、ページが散らばりがちです。結果として「定期的に見ていたつもりでも、見ていないページで始まっていた」という抜けが起こります。
接骨院・鍼灸院が情報を逃しやすい背景
接骨院・鍼灸院は日々の施術が中心で、空き時間に情報を探すのが難しい業種です。患者さん対応の合間にサイトをチェックするのは現実的ではなく、「落ち着いたら調べよう」と思った時にはすでに締切、という流れになりやすいです。
また、補助金・助成金は名称が毎年少しずつ変わるため、「去年は見つけられたのに今年は検索に引っかからない」と感じるケースもあります。さらに、設備投資や賃上げなどのテーマが同じでも、自治体ごとに要件・対象経費・申請先が異なります。こうした違いが、情報収集のハードルを上げてしまうのです。
接骨院・鍼灸院が押さえるべき補助金・助成金の募集時期4つの山

4〜6月|当初予算後に集中する最重要時期
所在地の補助金・助成金で、最も募集が多くなるのが4〜6月です。多くの自治体では3月に議会で当初予算が成立し、その内容に基づいて新年度の補助制度が順次公表されます。この時期は、設備導入や業務効率化、院内環境の改善など、接骨院・鍼灸院でも活用しやすいテーマが揃いやすいのが特徴です。
募集期間も比較的長めに設定されることが多く、「本年度のメインとなる補助金」が出そろうタイミングといえます。ただし、数が多い分、情報を追いきれず見逃してしまうケースもあります。4月に入ったら一度まとめて確認する、という意識を持つことが重要です。
7〜8月|先着順・短期募集が増える注意時期
7〜8月は、上半期の予算執行状況を見ながら追加で募集が行われる時期です。このタイミングで出る補助金・助成金は、金額が比較的小さいものの、先着順や短期募集であることが多くなります。
特に注意したいのは、「募集開始から数日で終了する」ケースです。夏は繁忙期と重なりやすく、確認が遅れるとあっという間に締切を迎えます。この時期は、こまめなチェックよりも、通知が届く仕組みを作っておくことが現実的な対策になります。
9〜11月|補正予算による追加募集が出やすい時期
9〜11月は、自治体が補正予算を組みやすい時期です。物価高対策やエネルギー対策など、社会状況に応じた支援策が急に始まることもあります。前年にはなかった制度が突然出ることもあり、「今年は関係ない」と油断していると見逃しやすい時期でもあります。
この時期の補助金は、募集開始まで詳細が出ないことが多く、準備期間が短くなりがちです。内容を見てから動くのではなく、「この時期は何か出るかもしれない」と構えておくことで、対応のスピードが大きく変わります。
1〜2月|年度末の使い切り型募集が出る時期
1〜2月は年度末に向けて、予算を使い切る目的の募集が行われることがあります。募集期間が非常に短く、条件に合う事業者を素早く集める傾向が強いのが特徴です。
この時期の補助金は、すでに設備購入の計画や見積がある場合に有利です。一方で、「これから考えよう」という状態では間に合わないことが多くなります。年度後半に差し掛かったら、翌年の準備と同時に、年度末募集にも対応できるよう頭出しをしておくと安心です。
※2026年1月23日に衆院解散、2月8日投開票の総選挙が行われる為、令和8年度は例年とは異なるスケジュール感になることも予想されます。
👇合わせてご確認下さい👇
https://emio.jp/news/reiwa8nenndonohojyokinn-koubojikinihenndou/
【時期別】募集が多い補助金・助成金の特徴と注意点

設備投資・機器導入系補助金が出やすい時期
接骨院・鍼灸院にとって活用しやすいのが、設備投資や機器導入を対象とした補助金です。こうした制度は、4〜6月に集中して公募される傾向があります。新年度の重点施策として「事業者の生産性向上」や「サービス品質の底上げ」が掲げられやすく、その一環として設備更新や業務効率化が支援対象になるためです。
ただし注意したいのは、対象経費の範囲です。機器であればすべて対象になるわけではなく、「業務効率化に資するもの」「事業に直接必要なもの」といった条件が付くことが多くなります。募集が始まってから内容を読み込むのでは遅く、あらかじめ導入予定の設備を整理しておくことが重要です。
賃上げ・人材確保系助成金が出やすい時期
賃上げや人材確保を目的とした助成金は、年間を通じて見られますが、特に8〜11月に自治体独自の制度が出やすくなります。国の方針や経済対策を受けて、自治体が上乗せ支援を行うケースが増えるためです。
こうした助成金は、「賃上げをした後に申請する」のではなく、「賃上げ計画を立ててから申請する」仕組みが多くなります。制度を知った時点ですでに昇給を終えていると対象外になることもあるため、時期だけでなく流れを理解しておく必要があります。
「気づいたら終了」を招く典型的な落とし穴
補助金・助成金を取りこぼしてしまう原因には、いくつか共通点があります。ひとつは、「去年と同じ時期に同じ制度が出るだろう」と思い込んでしまうことです。実際には、時期が前後したり、名称が変わったりすることは珍しくありません。
もうひとつは、「募集開始を知ってから準備を始める」姿勢です。募集期間が短い制度ほど、事前準備ができていないと間に合いません。見積取得や要件確認に時間がかかり、気づけば締切を迎えてしまう流れです。こうした落とし穴を避けるには、時期ごとの特徴を理解し、前もって動く意識が欠かせません。
募集開始を見逃さないための情報収集と事前準備

自治体・商工会から情報を確実に受け取る方法
「気づいたら終わっていた」を防ぐために最も効果的なのは、こちらから探しに行くのではなく、情報が届く状態を作ることです。多くの自治体では、事業者向けのメールマガジンや公式LINEで補助金・助成金の募集開始を案内しています。これらは登録さえしておけば自動で情報が届くため、忙しい接骨院・鍼灸院でも現実的に運用できます。
あわせて活用したいのが、商工会や商工会議所です。自治体の制度を横断的に把握しており、会員向けに優先的に情報を流すこともあります。定期的に相談しておくことで、「そろそろ始まりますよ」と声をかけてもらえるケースもあり、結果として取りこぼしを防ぎやすくなります。
公募開始前に準備しておくべき3つのポイント
募集が始まってから慌てないためには、事前準備が欠かせません。まず整理しておきたいのが、「今後1年でやりたい投資や改善内容」です。設備の入れ替え、院内環境の改善、人材への投資などを洗い出しておくと、制度が出た瞬間に当てはめて考えられます。
次に重要なのが、見積や金額感の把握です。正式な見積でなくても、おおよその費用を把握しておくだけで動きやすくなります。最後に、過去に使えなかった理由を振り返ることも大切です。「準備不足だった」「条件を勘違いしていた」といった点を整理しておくと、同じ失敗を繰り返さずに済みます。事前準備は地味ですが、実際の採択率やスピードに大きく影響します。
まとめ|募集時期を知ることが補助金・助成金活用の第一歩
所在地の補助金・助成金は、内容が難しいから使えないのではなく、時期を知らないことで逃してしまうケースがほとんどです。国が行っている補助金・助成金より、必要書類や審査が簡易的なものも非常に多いです。
接骨院・鍼灸院向けの制度も、年間を通して見ると募集が集中しやすい流れがあります。その代表が、4〜6月、7〜8月、9〜11月、1〜2月の4つの山です。
この時期を意識して情報をチェックするだけでも、「知らないうちに終わっていた」という状況は大きく減らせます。さらに、自治体や商工会から情報が届く仕組みを作り、事前にやりたい投資や計画を整理しておけば、募集開始と同時に動くことが可能になります。
補助金・助成金は、特別な院だけが使えるものではありません。正しい時期を知り、少し早めに準備することが、無理なく活用するための第一歩になります。
弊社、公式LINEでも情報アナウンスしておりますので、是非ご登録下さい。



